2020年度 理事長所信
理事長 里見 健二

はじめに
交野青年会議所は創立40周年を迎えました。
これは創立以来、先輩諸兄が紡いでこられた「明るい豊かな社会の実現」を目指し、地域に根ざした積極的な運動・発信を続けてこられた結晶です。これまでの様々な運動に心からの敬意を表します。我々もどんな壁でも立ち向かい、今まで以上に固い絆を築き、今を生きるJAYCEEとしての気概を持って、益々の発展ができる青年会議所運動を邁進して参ります。またこれまで地域・行政・各種団体様のご理解とご協力が大きな励みになり、今を迎えられています。今後も地域のために横の繋がりを大切に、連携をとり、まちの未来を輝かせ続けなくてはなりません。

メンバーの意識改革
交野市からJCがなくなると、このまちは困るでしょうか。今一度必要とされる地域のリーダーになるためにどうすれば良いか考えなくてはなりません。大切なことは、事業や例会を通じてメンバーが変わることで地域を変えていくことです。しかし近年は何事もこなすことに精一杯になり、そこから学ぶ本質を見失っているように感じています。目標を成し遂げるため青年としての覚悟と情熱を持ち、個々が成長することで交野青年会議所は変わらなくてはなりません。事業や例会の重要性を把握しているメンバーが減少している今こそ、例会や事業で学びや気づき、仲間とのふれあいを通じてJC運動の本質を理解してもらい、より積極的に参加してくれる土台を築きます。そして例会や事業の質を高めることで、運動の意義や楽しさを共感できる、本来あるべき姿を目指すことが、いま必要なことです。私を筆頭にメンバーが有言実行し、絆を育み次代への土台を継承する1年にします。

朋を増やし、絆を育めるメンバーづくり
昨今の人口減少・不安定な経済状況を背景に、多くの青年会議所の会員数は減少しています。それは交野青年会議所においても同じです。その上、経験豊富なメンバーは年々減少しています。その打開策として、本年度は会員拡大会議を設置し、毎月2回の会議を継続的に行い、本年度目標である「20名拡大」を必ず成し遂げることをお約束します。なぜ会員拡大が必要かを理解し、また入会することで自分がどのように成長の機会を得られるかなど、青年会議所の魅力を説明できることが重要です。そのためにもまずは会員拡大議長が中心となり、拡大候補者へのアプローチや新入会員に対してのフォローを推し進め、まずは事業や例会に参加して運動の意義、やりがいについて理解してもらうことで、朋となるメンバーを増やします。JAYCEEとして豊かな社会の実現を考え行動ができる同志を一人でも多くこの地域から輩出することが何よりの使命であります。続く45周年、50周年へとバトンを繋いでいくためにも、結果にこだわった会員拡大運動を推進していきます。

メンバー資質向上
リーダーとは目標を決定し、組織の方向性を決定・先導する人で、どのまちにも必要不可欠です。そのリーダーになるためにも、私たちの持てる可能性を広げ、このまちの未来を創っていくために用意された機会を、全メンバーが一丸となって取り組まなくてはなりません。
青年会議所には明るい豊かな社会の実現を目指すため奉仕・修練・友情の3信条があります。
明るい豊かな社会の実現を成し遂げるためには、自分自身の生き方を社会に示す必要があり、利他の精神を持ち、その覚悟を示さなければ活動における説得力が生まれることはありません。JC運動を通じてどんな苦難も乗り越え、自ら率先して規範となる行動をすることで、メンバー間での共感や強い絆を育みながら、自らにぶれない思いをもつことで成長を続けられる団体になります。委員会での議論を重ね、しっかりと準備された事業・例会を構築・運営し、考え抜く力、やり切る覚悟を養うことで、苦労の先にある本当の達成感を理解し、新たな価値観に触れることが出来ます。この繰り返しから生まれる、資質向上や強い絆を積み上げる事で地域のリーダーとなる人材を育み、明るい豊かな社会の実現を目指します。

地域との連携をはかり共に成長する
点と点が繋がり線となり、線と線が繋がりやが円となる。
点とは、私たちが人生の中で出会う「もの」や「ひと」また「知識」や「経験」です。ある時それが線として結ばれます。時には「ひと」と「経験」が繋がり、「もの」と「知識」が繋がり、新たな地域との繋がりで発展することです。私たちはこの点を増やす機会に恵まれており、JC活動を通じてもっと点を増やし、線につないでいかなければなりません。そのためにも、この地域の魅力を我々自身がもっと深く理解することです。地域の内情に触れ、行政の取り組みに関心を持ち、もっとこのまちに適した運動発信の機会をつくり、新たな地域行政・関係各種団体様との関係に絆を築き、明るい豊かなまちを目指します。
子どもとは交野市のみらいを担う地域の財産であり、まちのみらいのためにも地域全体で子どもの成長する機会の提供をしなくてはなりません。地域にとって将来を担う子どもたちの健全育成のため、わんぱく相撲大会を毎年開催しています。昨年は単独開催でしたが、60名を超える多くの参加と私たちの想いを伝えることができた大会となりました。一対一の土俵上で体と体がぶつかる痛みや、勝負に勝った時の喜び・負けた時の悔しさを感じる経験により、相手の気持ちを考える機会を与え、思いやりのある大人へと成長へと繋がる心を醸成していきます。

円滑な総務運営・情報発信
総務運営とは組織の中でルールに従って、会議所としての運営を適切に行うことです。また総会や交野青年会議所の情報発信を効率的に達成することを目的とします。それを徹底することで、価値のある信頼される組織となります。
定時総会・総会懇親会にはたくさんの来賓・来訪JCの方々が参加されます。私たちの日頃の運動を理解していただく事や日頃の感謝を伝え、大勢の方と絆を深める機会でもあります。地域に根差した団体だからこそ、地域から信頼され、認められることが必要です。そのためにも毎回の委員会運営からスケジュール調整と準備を怠らず徹底した姿勢を保つことが組織運営を行うことで、質の高い総会実施を心がけなくてはなりません。
また地域に必要とされる団体になるため、1年を通じてどのような事業・例会を行い、どのような成果を果たしたかをSNS等で発信することで地域の人々や各種団体様に私たちの運動を認知していただき、共感していただける魅力ある組織にしていきます。

40周年について
40周年の節目を迎えるにあたり、50周年に向けての運動指針「Vision For 2030」を策定し「明るい豊かな社会の実現」のための運動を推進してまいります。
これからのまちづくりは変化を恐れず成長を楽しめる人、変化を恐れず成長を楽しめる人、新たな価値を創造することが出来る人材の育成が必要です。また私たちは地域のリーダーとして本質を見抜き、まちの活性化をさせる原動力となりドキドキ・ワクワクが絶えない「ココロオドル交野」を実現します。そのためにも行政や地域との連携を図ることで関係各種団体との絆を深める長期的に持続可能な発展や活性化に繋がる連携事業構築の土台を作り出します。
2015年より国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)について各地青年会議所でも様々な運動を展開しています。私たちも交野市で最もSDGsを推進する団体となることで、誰ひとり取り残されないまちづくりをしなくてはなりません。まずは私たちが率先して、世界規模ではなく、このまちのために何が必要か考えます。そして行政や各種団体と共に理解を深める運動を検討し、お互いが連携をとれる事業構築ができることで今後、益々の発展に繋げます。

結びに
40周年にふさわしい1年にするべく全メンバーが一丸となり、この交野青年会議所設立当初からの強い意志や志を引き継ぎ、その精神を今一度呼び覚まし、青年らしくどんな壁にぶち当たろうとも「明るい豊かな社会」の実現に挑戦をする1年に致します。関係各種団体の皆様、そして敬愛するシニアクラブの先輩には変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。